島村楽器 京都カナート店 シマブロ

島村楽器 京都カナート店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

DTMer香西の音の鳴る箱 Vol.7

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こんにちは、京都カナート店DTM担当・香西です!
自宅ではSONARDTMをしており、X1時代からずっと使っているのですが、先月の開発終了のお知らせと共にSONAR難民となってしまいました。。。Cubase、乗り替えるかな…!(お金ないです)
それはさておき、音の鳴る箱Vol.7!今回も色々な質問にお答えしたいと思います!甘口でいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

Q.ソフトと機材が揃いました!最初に何をすればいいですか?

A.具体的な目標があれば早速作業を始めましょう。

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「オリジナル曲を作りたい」「既存曲のアレンジをしてみたい」など、やりたいことがあってDTMを始める人が多いので、無目的にDTMを始める人はあまりいないと思いますが…ある程度やりたいことが決まっているのであればそれに向かって早速動き出しましょう。
ここで「いやでも操作方法もまだ分かってないし…」と思う人もいらっしゃると思いますが、操作方法はやりながら覚えていけばいいです。DAWはソフト自体の機能だけでなく、付属のプラグインも含めてできることが本当に多いので、一通り覚えてからスタートを切ろうとするといつまで経っても始められないのと、人によっては必要のない機能もあるので、分からなくてもとりあえずソフトや機材を使いながら操作方法を覚えていくのがいいと思います。
僕も5年以上DTMをしていますがソフトの使い方全部は覚えていませんし、新しいことをするときはその都度自分で調べながら作業しています。
「とにかく手を動かす」ことがDTMの鉄則です!
特に目的のない人も、楽器を録音してみたり内蔵の音源で打ち込みをしてみるなど、適当に音を出して遊んでみてはいかがでしょうか。そのうちやりたいことが見つかるかもしれませんね。

Q.メトロノームに合わせて録音してますが、うまくリズムに合わせられません。

A.日常的にメトロノームを使って練習をしていない人はリズムがズレると思います。

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これはDTMをしていないギタリスト・ベーシストの人にも言っているのですが、普段の練習からなるべくメトロノームを使って弾くようにしましょう。
よく個人練習の際に曲に合わせて楽器を弾く人がいらっしゃいます。好きな曲に自分の弾いたフレーズが乗ると気持ちいいですが、ここで「弾けた気」になっていることがほとんどです。
リズム感はメトロノームを使った練習を続けることで改善されるので、ぜひ習慣化してください。
それでも録音したものがズレる!という方はソフト側でレイテンシー(遅延)が発生していたり、遅延補正ができていない可能性が考えられるので、各ソフトの環境設定を見直してみましょう。
ちなみにオススメのリズムトレーニングで、頭の中で表拍を取ってクリック音で裏拍を取る「裏拍トレーニング」というものがあります。リズム感かなり鍛えられるのでぜひお試しください。

Q.オススメの書籍などあれば教えてください。

A.個人的オススメはレシピシリーズ、あとサンレコです。

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レシピシリーズはリットーミュージックから出版されており、EQ、コンプ、ディレイ&リバーブ、コード進行の4冊があります。
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楽器・ジャンルごとのセッティング例が収録されており、解説も具体的かつ丁寧なので初心者の人でも読みやすい内容になっています。
エフェクトのレシピのほうはそれぞれ加工前と加工後のオーディオデータが収録されたディスクが付属していて音の変化の聴き比べができ、コード進行レシピではコード進行パターンのMIDIデータが収録されたディスクが付属しているので、DAWで読み込んですぐに使うことができます。
個人的にも持ってますが、このあたりの書籍は「読み物」というよりかはむしろ分からないことを調べるための「辞書代わり」に使うことが多いのではないのでしょうか。一通り読み終えて作業を始めるのではなく、必要な情報を必要なだけ調べる。
繰り返しになりますが鉄則は「とにかく手を動かす」です。必要な情報が手に入ったらすぐ作業に戻りましょう。
また毎月25日発売のSound & Recording Magazine(サンレコ)ではレコーディング機材の新製品情報やレビューのほか、プロのアーティストの制作環境なども知ることができるので、こちらもオススメです。特にアーティストの制作環境は気になる人も多いのではないでしょうか。
こちらの記事も参考にどうぞ↓
www.shimamura.co.jp

Q.歌詞が考えられません…

A.何でもいいので片っ端から書き出してみましょう

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大まかなテーマが決まっていてある程度キーワードや文章が出てきている状態で、言いたいことが全部出尽くしているのであればそれに合わせて曲のメロディや尺を決めてみましょう。創作は「表現したいことが100ある中で実際には1伝わるかどうか」という世界です。言葉を無理にひねり出す必要はありません。
まだ言い足りないという方は、出てきた文章やキーワードから連想される言葉をさらに書き出して、アイデアを発展させてみましょう。ブレインストーミングという作曲ワークショップでもやっている手法なのですが、思いついたことを片っ端から書き出して、後で整理してみると自分のやりたいことやできることが見えてくると思います。
本来ブレインストーミングは複数人が集まって行うことですが、一人でもできなくはないのでアイデア出しで止まってしまう人は一度やってみてください。
まったく思いつかない!という人は練習程度に身の回りにあるものを1つ決めてアイデアを発展させてみましょう。
余談ですが僕の好きなDELUHIというバンドの曲で「星の無い夜に」という曲があるのですが、「マックチキンが販売終了したときの悲しみを曲にした」という解説をどこかで読んだ記憶があります(うろ覚えですが…)。身の回りの出来事をどう表現するかがクリエイターの腕の見せどころですね。
また表現の幅を広げるために類語辞典なども活用するとより効果的です。

今回はここまで!またおもしろい質問などあればここで回答していきます!それでは次回Vol.8でお会いしましょう!
京都カナート店では11月より音楽制作サークルを始めました!メンバーは随時募集しておりますので、DTM仲間を増やしてみんなで情報共有しながら楽しく制作しましょう!
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kyoto.shimablo.com

DTM担当・香西プロフィール

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「たのしいDTM」をモットーに、毎日DTM中心の生活を送っています!バンドサウンドを作るのが得意で、ときどき自主制作でCDを作ってイベントに行ったりもします。DTMだけでなくギターやベースに関することなど、なんでもご相談ください!
年末の大掃除、今年はアルコールスプレーで家中隅々まで消毒したいと思ってます。

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